紅茶の記事第二弾になります。
前回のぺティアガラに続き、
好きな紅茶で1,2を争う銘柄を紹介します。
インドの紅茶で、
Temi(テミ)農園のSikkim(シッキム)です。
Sikkimとは
Sikkimとは、チベットとダージリンの間に位置する地域です。旧Sikkim王国があった場所で、昔はネパール領、今現在はインド自治領です。
Sikkimは四つの地方があり、東西南北に分かれています。Temi農園は南地区に所属しています。
Sikkimには農園がひとつしかなく、それがTemi農園です。
ヒマラヤの麓にあり、世界第三位の高峰「カンチエンジュンガ」とも近いです。同山は標高8,598mであり、高地に発生する霧が透明感のある味を作っているといわれます。
国際認定のオーガニックエリアであり、全く農薬を使用していません。そういった理由からなのか、近年注目が集まっているようです。
地理的にダージリンに近いこともあり、ダージリンと認定されており、味も似ています。栽培面積は172ヘクタールで、年間生産量は100トンに上ります。
Sikkimには年3回のクオリティシーズンがあり、3月、5月、10月が該当します。
紅茶の特長
水色は明るく(Bright)、淡い(Light)琥珀の様な淡黄橙色です。
味は柔らかく(Mild)、甘みが多いです。
香味もあり、仄かな渋みがとてもよいです。
香りはフラワリーでさわやかです。
ダージリンとも似ているため、Muscatel(マスカテル;マスカットの様)な風味も伴います。これは巨峰の様な赤いブドウの皮を何度も噛んだような味と表現されます。
ここ数年で値段が上がっており、ほぼ2, 3倍になってしまいました。。。
注目度も上がっているのか、入荷も少なくなっている気がします。
ダージリンのセカンドフラッシュよりも安く、それでいて味や香りは負けていないことから、一部の人の間ではダージリンより好まれている気がします。
前回のぺティアガラ同様、この銘柄もマリアージュフレイルで購入しています。
しかし、同社HPの銘柄表をみても載っていないことに気が付きました。。
欲しい方は新宿伊勢丹横のマリアージュフレイルを訪ねてみて下さい。
余談ですが、新しいカップを買いました。
WEDGEWOODのカップで、つい衝動買いしてしまいました。
過剰に華美でなく、それでいて陶器の白と淡い青がとても気に入っています。
器が変わるとそれだけで気分が上がりますね。
ではまた