日々平穏

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なんちゃって美食家を目指して

ふだんそう(不断草)/スイスチャード

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立夏も過ぎ気温も上がってきました。

 

 

それでも梅雨のせいもあって体調を崩しやすい日が続いています。

 

 

食欲も低下しやすいため、栄養状態には気を付けたいところです。

 

 

夏野菜が店舗に並び始めていますが、やはり葉物が少ないのが悩みです。

 

 

色々調べてみると、不断草を見つけました。

 

 

今回は不断草についての記事です。

 

 

 

 

 

 

不断草とは

スイスチャード、うまい菜とも呼ばれる地中海原産の葉野菜です。カロリーが低く、食感もよいため一部地域では常食されています。

 

 

アメリカや欧米ではサラダとして使用されることが多く、日本でもベビーリーフパックに入っていることがあります。

 

 

色鮮やかで赤や黄色など目にも楽しく、観葉植物としても人気があります。

 

 

野菜としてはほぼ通年で収穫でき、暑さや寒さにも強く、特に青野菜が不足する夏場に好まれるようです。

 

 

 

不断草の栄養と効果

七訂日本食品標準成分表の100gあたりの成分は以下の通りです。

 

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食物繊維が比較的多いという印象です。キャベツは1.8g/100gなので、二倍近く含まれていることになります。

 

 

食物繊維については以前の記事も参照してみて下さい。

 

khachi.hatenablog.com

 

 

注目される成分は以下が挙がります。

 ・βカロテン

 ・ビタミンE

 ・各種ミネラル

 

 

βカロテンは緑黄色野菜に含まれる橙色の色素成分であるカロテノイドの一種です。ビタミンAに変換され、皮膚や粘膜等の維持や、目の健康にも関与しています。

 

 

また抗酸化作用も強く、癌や動脈硬化の予防に役立つともいわれています。

 

 

近年になって、精神的な影響も報告され始めています。ハーバード大学公衆衛生学部からカロテノイドの血中濃度が高い人は楽観的であるという報告がありました。

 

 

他にも、カロテノイド摂取が少ない人は抑うつ傾向にあるという報告も散見されています。

 

 

www.ncbi.nlm.nih.gov

 

 

ビタミンEもβカロテン同様の効果が報告されいます。特に動脈硬化に対する報告が多く、血管内皮の修復や安定に寄与すると言われいてます。

 

 

カルシウムやマグネシウム、鉄分のみならず、カリウムも豊富なため、血圧を押さえたり夏バテや筋痙攣にも効果があります。

 

 

 

活用方法と家庭菜園

活用方法としては、サラダや煮物、味噌汁等に利用できそうです。お浸しにもむくようで、軽く塩ゆでする程度でよいようです。

 

 

クックパッドのレシピ一覧を載せておきますので参考までに。

 

cookpad.com

 

 

スーパーマーケットでは気軽に手に入らないですし、スーパーの野菜は栄養面でも味の面でも不足なため、家庭菜園で育てることにしました。

 

 

現在ベランダを改造中なので、完成したら紹介したいと思います。

 

 

 

カナダでは熱波で気温50度が記録されたようで、今年は注意が必要かもれません。

 

 

健康を維持して乗り切りたいものです。

 

 

ではまた