日々平穏

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なんちゃって美食家を目指して

那須移住計画04~気候編~

 

今回は事前調査になります。

 

 

ここ最近激しい雨による災害が九州を中心に相次いでいます。

 

 

栃木や那須の気候と災害について調べたので記事にします。

 

 

先ずは気候についてです。

 

 

 

 

 

 

位置

 

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図1.栃木の地形.

出典. ジオテック株式会社.

 https://www.jiban.co.jp/tips/kihon/ground/prefecture/tochigi.htm

 

 

図はジオテック株式会社HPにある地図です。

 

 

地盤や地形等が詳しく記載してあります。

 

 

那須塩原市栃木県の北部に位置します。

 

 

高原山と那須高原/那須岳に囲まれ、

 

 

その北には奥羽山脈が控えています。

 

 

東南には那須野原を有し、

 

 

那須川と鬼怒川に挟まれ水源も豊富です。

 

 

 

地形 

標高は200m以上であり、高原性の涼しい気候が特徴です。

 

 

標高が100m上がると気温は0.6℃下がります。

 

 

500m前後では夏でも冷房いらずです。

 

 

逆に冬は寒くはなります。

 

 

北部の山岳部から平野部へはなだらかな傾斜があり、

 

 

土壌は火山地質で水はけがよく、肥沃です。

 

 

有名どころだとイチゴですが、

 

 

ニラや梨、白菜も収量が多いようです。

 

 

傾斜がなだらかななためか、酪農も盛んです。

 

 

気温と降水量

 

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図2. 那須塩原市の気候.

出典. 気象庁.

 

 

去年は最低気温が-6℃、最高気温が25.3℃でした。

 

 

人が快適に過ごせる気温は季節により異なり、

 

 

夏は25℃前後なため涼しいようです。

 

 

冬は20℃前後で、11-4月は平均一桁でした。

 

 

4月でも場所によっては残雪があるとのこと。

 

 

年々気温が上がっているため今後は分かりませんが、

 

 

冬は暖房器具が手放せないですし、

 

 

昼夜の気温差も大きい印象です。 

 

 

日照時間と雨量

データが色々とあり、正確にはわかりません。

 

 

幾つかのサイトを参考にすると、

 

 

年間で2500時間程度、

 

 

栃木全体は1700-2000時間でした。

 

 

都道府県格付け研究所によると、

 

 

全国では第9位で長く、

 

 

格付けも「A」であるようです。

 

 

農業はやりやすいですね。

 

 

grading.jpn.org

 

 

雨量は全国平均よりやや多く

 

 

1700-2000mmです。

 

 

全国ランキングでは18位につけています。



 

花粉

気候とは異なりますが、

 

 

住むにあたり重要な情報です。

 

 

栃木北部は西から東に風が吹くことが多く、

 

 

後述の火山灰や花粉は東に運ばれます。

 

 

飛散量自体は全国平均でも多いようです。

 

 

気象庁によると、

 

 

9,652個/㎠となっています。

 

 

東京都は3,714個/㎠と3割程度で、

 

 

埼玉 15,061に次いで関東では第二位、

 

 

全国では富山に次いで第三位です。

 

 

気象庁 H28花粉飛散予想」

https://www.env.go.jp/chemi/anzen/kafun/attach/h28yosoku.pdf

 

 

 

PM2.5と黄砂

東京よりは少ないようです。

 

 

年間のデータが見当たりませんが、

 

 

環境庁の大気汚染監視システムでは、

 

 

熊本が平均10μg/㎥、那須塩原は1-2、

 

 

時折10前後が見られる程度でした。

 

 

森も多く、影響は少ないかもしれません。

 

 

環境省大気汚染物質広域監視システム(そらまめくん)

 

 

 

夏は涼しいが冬は寒く、

 

 

雨量や花粉量のやや多い地域

 

 

という印象です。

 

 

次回は自然災害について書く予定です。

 

 

ではまた