前回移住計画の導入について書きました。
今回は第一回遠征初日についてまとめます。
一応念押ししますが、私は既に5月にFizer製のワクチンを二度接種し、食事以外では
マスクを着用しています。
鼻マスク顎出しもしませんし、不織布マスクは毎日替えています。
無論一人旅ですし、自前のアルコールによる手指消毒を頻回に行っています。
スケジュール
第一回遠征は雰囲気を味わいつつ自然を満喫し、自然と温泉に浸るのが目的で、ついでに情報を収集しようと考えていました。
訪問先は主に観光地が多かったのですが、存外に情報が集まりました。
第一日目の行程
東京駅から新幹線なすの号で那須塩原へ
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レンタカーで隣駅の黒磯駅周辺を探索
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ブランチとして駅前のカフェとパン屋に
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黒磯周辺と北部の探索
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道の駅「高原友愛の森」へ
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那須高原入り口「穏やか屋」で昼食
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一路日光へ、道中「乙女の滝」で涼
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旅館「坂聖」で一泊
行程の詳細
・東京駅から新幹線なすの号で那須塩原へ
車種はE5/H5で所要時間は1時間です。
料金は自由席2640円、指定席6220円です。
月1で通うには十分な値段ですね。
・レンタカーで隣駅の黒磯駅周辺を探索
駅前は閑散としてほぼ何もなく、レンタカーと観光案内所のみです。
駅舎内にはお土産屋と安っぽいフードコートが一応あります。
駅舎を出てすぐ、階段下にラスクの店舗がありました。
こちらは那須高原にある有名なお店の販売所だそうです。そこそこ美味しかったですが、ラスクはそこまで大きなはずれがないお菓子なので差は分かりづらいですね。
トヨタレンタカーで車を借り、駅周辺を回りましたが、殆ど住宅でした。駅前に大通りがあり、土地も余っているはずですが特に開発はされていませんでしら。
ラスク屋の店員さんによると天皇陛下が参内するための道なんだそうです。その影響で那須塩原周辺は国有地になっており、開発ができないんだとか。
住むにはやや不便かもしれませんね。
一方黒磯駅周辺は打って変わって随分近代的で綺麗でした。
駅前に図書館があり、おしゃれなカフェやパン屋も少ないながらあり、昔ながらの日本家屋も少ないながら残っています。
・ブランチとして駅前のカフェとパン屋に
「Iris bread&cofee」を訪問しました。
ブランチで訪問し、カフェオレとグラタンソースを挟んだパンを頂きました。都内にあっても不思議はない内装や味の店です。何度も通いたいほどではありません。
その横に「Kanel bread」という有名なパン屋があります。
こちらでライ麦パンとクイニアマン、クロワッサンを購入し翌日の朝食にしました。
久し振りに美味しいクイニアマンでした。
クイニアマンはサクサクのパイ生地とキャラメリゼのバランスがとても重要です。甘すぎてもくどいし、薄いのも物足りない。この店のは絶妙で、個人的にはとても好きです。
周辺にも隠れたカフェやパン屋が点在しており、意外と飽きないと思います。休みの日に朝トレと軽食を食べ、ブランチで訪問し読書なんていうのも叶うでしょう。人も少ないためより快適です。
・黒磯周辺と北部の探索
駅周辺以外は基本的に片側一車線の細い道に住宅や銀行、郵便局や個人商店が点在していました。
cafeの店員さん曰く少し北に行ったところに移住者が多いとのこと。
あるいは南に大田原市があり、そちらがベッドタウンになっているようです。ユニクロや無印等のチェーン店はそのあたりにいかないと見つからないとのこと。
少し北に行くと妙におしゃれな個人経営の店が数件ならぶ通りがありました。見た感じcafeや雑貨でしょうか。車で止まりづらく、寄ることはできませんでした。
それを超えるとどの田舎でもある風景が広がっていました。
大きな通りにスーパーやドラッグストア、田んぼ、ラーメン屋等が点在しています。
そこを更に北上すると、一気に開けて牧場や農地が広がっていました。
そのあたりまで行くとかなり開放感があり、自然を近くに感じます。
道の駅やカフェ、食事処等も点在し観光地らしい面もありました。
住むとなると、駅から遠いと交通の便が悪く、近すぎると住宅街か田舎の大通りとなってしまうため距離感がなかなか難しいと感じました。
詳しくは二日目の記事でも書きますが、より北に寄ると交通の便が悪いため、年長者には堪えるのだそうです。
・道の駅「高原友愛の森」へ
偶然通りがかったのですが、地元の野菜が欲しかったため寄りました。
季節の新鮮な野菜が格安で売っており、週1で通いたいと思う品揃えでした。一つ一つも大きく、東京で買う野菜の倍近い量と大きさが半額で手に入るような状態です。
紫蘇やおくら、えごまの葉、レタスにキュウリ、とまと等々。。。
地元の牛や豚の肉も販売があり、懸念があるとすると魚でしょうか。
最近はふるさと納税もあり、食材へのアクセスは困らない気がします。
コロナ禍で田舎への移住がある程度流行っているそうです。
その際の注意事項として物価は安くないとありましたが、ネットが発達しふるさと納税や家庭菜園を行っている身からすると問題にならない気がしています。
日用品も楽天で購入していますし、気になるとすると光熱費とガソリン代でしょうか。
・那須高原入り口「穏やか屋」で昼食
さらに北上すると路が細くなり、森の中に入りました。
周囲は別荘や個人宅、個人店舗、ホテルが散在するもののほぼ森です。
気温が低いからかひぐらしが鳴いており、風も気持ちよかったためとても快適でした。
穏やか屋も冷房をしておらず、窓を開けて扇風機を一台回しているのみでした。東京では猛暑日であったのに、です。
那須高原の入り口は国道17号と21号が合わさる交差点より北を指すようで、厳密にはこの辺りは那須高原ではないと店主さんから伺いました。
上の地図ではポインターの右下、五本の道が交わる交差点がそこにあたり、そこから西に少し行くと穏やか屋があります。
当店は畳のある日本家屋を店舗にしており、縁側もあってとても趣がありました。味はそこまでではありますが、ひぐらしの声と相まって最高の時間を過ごしました。
・一路日光へ、道中「乙女の滝」で涼
一路西へ、日光へ向かいました。
宿がそちらであったためで、ひたすらに峠路を1時間半ほどすすみました。
その途中に乙女の滝という有名な滝があったため寄りました。
落石で道が一部通行止めでしたが、小さいながら凝縮された景観が個人的には非常に好みです。あんなところでキャンプ出来たらいいなと妄想していたら、なんとアウトドアチェアのみを広げて読書をしている常連さんがいました!!!
あの時間は非常に贅沢でしょうね。移住したら週末は川辺で読書ですね。
・旅館「坂聖」で一泊
二日目の記事で書きますが、那須高原の温泉は硫黄泉でした。一方那須町湯本や坂聖が所属する川治(かわち)温泉はアルカリ単純泉なようです。
持病としてアトピー性皮膚炎があるのですが、個人的にはアルカリ単純泉の方が肌に合っていると感じます。
宿は思いのほか遠く、往復で3時間近い時間を要しました。
門構えやエントランス、脱衣所は改装され綺麗でしたが、病室は古くややくたびれており、畳もへこみきしんでいました。お茶はおーいお茶のバックで趣もなく、何故かマッサージチェアがありお世辞にも落ち着く空間とは言い難かったです。
食事も値段の割に物足りない印象が強く、これなら湯本の大丸旅館が圧倒的にいいだろうと思います。
布団も妙に糸玉が多く、ちくちくして気になりました。その他にもホスピタリティが欠ける面が多々あり、あまりお勧めはしません。
一日目ながらかなり充実した旅路でした。
情報量も多くもっと知りたいと思うようになっています。
暫く月1-2回程度通いたいと思います。
次は二日目の記事を書きますので、楽しみにしていてください。
ではまた