日々平穏

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コロナワクチンの副作用について

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新型コロナウイルスSARS-CoV-2)のワクチンが日本に到着しました。

 

世界中で接種が拡大する中、わが国でもやっと有効な予防策がとれるようになったことになります。

 

しかし私の両親からも、強い副作用の報告をみて接種を足踏みしているとの意見をもらいます。

 

断片的な情報が多い中、有効性や安全性、接種予定やどうしたらいいのかをまとめてみました。

 

 

 

結論

先ずは皆さんが知りたい結論から。

 

ワクチンは接種した方が良いと考えます。

それは有効性と危険性を天秤にかけた際、有効性が高いからです。

 

詳しくは下で書きますが、90%を超える予防効果があり、感染の心配がなくなるようなワクチンであることから、有効性の高さは既に周知の通りです。

心配が無くなれば経済も周り、より良い方向へ向かうでしょう。

公衆衛生の観点からも同じことが言えます。

 

安全性に関しても、一部アレルギー反応により重症化した症例が報告されていますが、その頻度は非常に低く、普段何気なく内服している抗生剤等よりはるかに少ないことが分かっています。

 

いわゆるzero-riskは不可能です。

危険性が全くない、安全で有効性のみの選択肢は今後もないでしょう。

どちらがましかを考え決断することが重要です。

 

ワクチン接種で足が動かなくなった看護師のニュースを見た!

という意見を聞きました。関連性はまだ実証されていませんが、一定数重篤な副作用がでることは「当たり前」です。

問題はその頻度にあるという点を認識することが重要です。

 

遺伝子が書き換えられるという意見を聞きますが、構造上あり得ません。

 

それでも心配がぬぐえない方は接種しないという選択でよいと思います。但し、いつまでも感染の危険性は残り、外出時や就業時には現在と同じ感染対策を継続することが前提となりますのでご注意下さい。

 

 

ワクチンの投与方法

日本に到着したのは、アメリカ製薬会社Pfizer(ファイザー)とBioNTech(ビオンテック)連合が製造しているワクチンとなります。

 

当ワクチンは二回接種です。3週間の間隔を空けて二度接種する必要があります。

 

接種は筋肉注射で、インフルエンザワクチンより深く刺す必要があります。

 

 

ワクチンの接種予定

Pfizer社とは7200万人分、AstraZeneca社とは6000万人分、Moderna社とは2500万人分の契約が既に結ばれています。

 

御存じの通り、既に第一便が成田空港に到着し、医療従事者の接種が始まっています。

2月下旬から400万人の医療従事者に、

3月上旬には3600万人の高齢者に、

4月には820万人の基礎疾患のある方に投与が予定されています。

 

つまり三ヵ月で、予定されている6000万人の接種の内80%が完了するという計画で、これはなかなか早いペースでしょう。

 

仮に6000万人の接種が終わっても、人口の40%であることを考慮すると、まだ道半ばであることは言うまでもありません。

 

公衆衛生の観点からは、70%の方が免疫を持って初めて意味があると言われています。

 

余談ですが、成田空港に到着したというニュースが出ましたが、あれは非常に危険な事だと御存じでしょうか。

実は政府から各メディアに対して、テロリズム等の危険性を考慮し報道しないよう通達があったのです。

しかし各社は全く守りませんでした。襲撃があれば、政府の責任を問えるからでしょうか。

この有事に身内を攻撃するなど、いい加減にしてほしいものです。

 

 

ワクチンの効果

発症予防効果は95%と言われています。

国ごとに多少数字が異なりますが、概ねこの数字です。

 

つまりワクチンを接種すると5%の確率でしか感染しなくなります。

飛沫感染だなんだと気にしなくてよくなるということです。

 

接種が最も進んでいるイスラエルでは、1-2月に死亡した患者の97%がワクチン未接種であったとの報告が挙がっています。

 

保健機関である「マッカビ」の報告によると、接種を終了した患者での検査陽性率は0.001%であったとのことです。

 

www.timesofisrael.com

 

 

ワクチンの副反応

最も気になるのがこちらになるかと思います。

そのほとんどはアナフィラキシーによるものです。

 

アナフィラキシーとは、過剰な免疫反応を指し、倦怠感や頭痛から、血圧の低下や臓器不全等症状は多彩です。

 

本ワクチンに含まれる「基材」である、ポリエチレングリコール(PEG)が原因であると言われています。

 

報告のある副反応は以下になります。

・注射部位の症状 

・発熱、倦怠感、頭痛

・筋肉痛、悪寒、関節痛

・消化器症状 嘔吐、下痢 

・下肢麻痺

・痙攣

 

特に注射部位の痛みは他のワクチンよりも強いとされるため、騒ぎ立てるような記事が多いのもそれが起因なのでしょうか。

一部因果関係は不明ですが、下肢麻痺や痙攣の報告があるようですが、非常に少ないと考えられます。

 

アメリ疾病対策センター(CDC)の報告では、2020年12月までにに189万人がワクチンを接種し、21人がアナフィラキシーを起こしたと報告しています。

 

www.cdc.gov

 

中には死亡例もあるようですが、直接の因果関係は証明されていません。

特にノルウェーでの報告が多く、29人が報告されています。全例が重篤な基礎疾患を持つ高齢者であったとのことです。

 

リンクを張れなかったので、

「Norway Raises Concern Over Vaccine Jabs for the Elderly」

で検索してみて下さい。

 

副反応の危険性が高い方の特徴として以下が報告されています。

 ・アレルギー体質(サルファ剤、卵等)

 ・アナフィラキシーの既往

 ・衰弱した高齢者

 ・喘息、蕁麻疹の既往

 (・スギ花粉症) 

 

上記の様な既往がある方には注意が必要ですが、発症した際にも対応策があること、既に報告されている発症者が後遺症なく軽快していることも含めると、一部の症例を除き過度な心配は無用化と考えます。

 

特に注意が必要なのは、アレルギーや喘息等が現在活発な方、全身状態の悪い高齢者等でしょうか。

 

 

以上断片的な情報をある程度まとめてみました。

少しでも参考になれば幸いです。

 

ではまた